27 9月 by GRbed7uk

小田原城

小田原城の魅力、特徴、歴史などについてお話ししましょう。

小田原城の歴史

小田原城は、北条氏が本拠地としていたお城で、戦国から江戸の初期にかけてつくられたと言われています。
江戸時代には小田原藩の藩庁がありました。
そもそもここは平安時代末期に、相模国の豪族土肥氏一族であった小早川氏の祖とされる小早川遠平の居館であったと言われています。

その後戦国大名北条氏の5代にわたる居城となります。
1590年(天正18年)、豊臣秀吉が北条氏と開戦をまじえ、 関東の有名な大名である佐竹義重や宇都宮国綱などと、数十万にのぼる大軍を率いて小田原城に攻め入ります。
そして戦後には、北条氏が所有していた領土は徳川家康に与えられましたが、江戸城を居城として選んだ家康は腹心大久保忠世を小田原城に置くことになります。

観光としての小田原城

JR東海道本線、小田原駅下車、徒歩10分の場所にあります。
小田原まで行けば、小田原城は決して外すことが出来ない観光スポットです。

小田原城の強みは、交通の便の良さとも言えます。
ここは東京から最も近い、お城です。

新幹線で30分、旅行というのにちょっと新幹線で30分では、物足りないという人たちには、小田急ロマンスカー利用をおすすめします。
小田急ロマンスカーでは1時間30分ほどです。

小田原城の魅力

春になれば、小田原城を訪れる観光客もとても多いと言われています。
小田原城も美しいお城ですが、小田原城と、桜とのコラボレーションが非常に美しいです。
日本さくら名所100選にも選ばれている観光スポットです。

小田原城へは橋を渡って入ります。
通常時でも充分に美しい橋ですが、桜に囲まれて渡る橋はもっと美しいです。

城内に入り、いくつか門をくぐり、本丸に至れば、城の見どころでもある天守閣の姿が見えてきます。
日本100名城のひとつとしても選定されている名城の天守閣が、青い空に映えて非常に美しいのです。

更に天守閣より春の絶景を見下ろしてみましょう。
小田原城天守閣には、もちろん上ることが出来ます。

小田原の街と相模湾が見渡せる絶景に酔うことが出来ます。
そしてその光景に桜が加わり、咲き乱れていればその美しさは、何にも例えることが出来ません。

小田原城まで行けば、このような幸せな体験が、結構簡単に出来てしまうのです。
季節を感じたいのなら、是非一度このような観光スポットへいらっしゃってみてはいかがでしょうか。

本丸跡に小田原城を本拠地としたことがある北条氏の家紋「三つ鱗」が描かる時計があります。
小田原城の魅力は、もちろん桜だけではなく、どの季節に小田原城に行かれてもそれぞれの小田原城の風貌を目の当たりにすることが出来ます。

そこには、長い年月によって培って来た歴史の重みが存在しています。
北条氏の居城とし、戦国最強と恐れられた上杉謙信・武田信玄の攻撃にも決して落城することはなかった時代もここには存在していたのです。