神奈川県立近代美術館

神奈川県立近代美術館は、鎌倉館と鎌倉別館、そして葉山館との3つの美術館によって構成されています。
鎌倉館は鶴岡八幡宮の中にあり、1951年には、日本で一番最初の公立の近代美術館として開館し、とても歴史のある美術館です。
鶴岡八幡宮への参拝をも兼ねていらっしゃっる人たちが多くいます。

3つの館で構成された美術館

神奈川県立近代美術館は3つの美術館で構成されています。
そしてどの美術館の建築も高く評価されています。

特に目を見張るのは、鎌倉館の美しさであり、この鎌倉館は、1937年・パリ万国博覧会で日本館を設計した坂倉準三氏の作品なのです。
それは、日本モダニズム建築の中でも最高峰とも言われる建築物です。
メインの部分は、2階にあり、「ピロティ」と呼ぶ列柱群に支えられ、目の前にある平家池とも調和し、池に浮かんでいる美術館かのように見えます。

神奈川県立近代美術館の歴史

ここで神奈川県立近代美術館の歴史を少々お話ししますが、神奈川県立近代美術館は、日本で初めての公立近代美術館として創立された1951年以来、ずっとこの美術館は美術館とはどうあるべきかということを考え続けてきました。

日本の美術館の中でもパイオニア的存在であり、美術館をリードしていかなければならない立場と考えます。
時代が変わり、日本は日本に意識が留まらず、世界に目を向けていかなければならなくなりましたが、変化する日本がどのようなものであるかということをも考え続けていかなければなりません。

神奈川県立近代美術館は求められていることをしっかり把握しなければならないです。
そして、神奈川県立近代美術館は、地域とのコミュニケーションもしっかり計算して運営されていかなければなりません。

歴史をしっかり振り返ることで、今後神奈川県立近代美術館がどのように活動しなければならないかということも見えてくるはずです。
神奈川県立近代美術館では数多くの展覧会が現在も行われています。
その一方では普及活動のプログラムなども積極的に行われてきました。

神奈川県立近代美術館には多様な形態も求められています。
神奈川県立近代美術館は、お客様にとってとにかくも快適な場所が提供されなければならないのでず。

神奈川県立近代美術館をどのように見るか

鎌倉館～鎌倉別館まで、徒歩五分ていどの道のりにあります。
一緒に歴史ある鎌倉の街も楽しんでいただきたいですね。
鎌倉館と鎌倉別館では、いつも関連のある企画が開催されています。

更に葉山館では海岸の景色を存分に堪能しながら、レストランで楽しむことが出来ます。
美術を鑑賞した後の、優雅なひとときを感じてください。
ランチセットがコースで2100円から、ティータイムはケーキセット1000円からと本格的な洋食をかなりリーズナブルな価格で楽しむことが出来ます。